「今月も支払いが厳しい…売上は立っているのに、なぜ手元にお金が残らないんだ!」
経営者であるあなたは今、そんな風に一人で頭を抱えていませんか?
こんにちは。
フリーランスでファイナンシャルアドバイザーをしている佐々木 恵と申します。
以前はノンバンクに勤め、ファクタリング会社の立ち上げにも携わってきました。
だからこそ、金融業界の表も裏も、そして多くの経営者様が資金繰りで眠れない夜を過ごしてきたことも知っています。
もしあなたが、
「銀行に融資を断られてしまった…」
「これ以上、借金を増やしたくない…」
「取引先からの入金を、あと少しだけ早くできれば…!」
と感じているなら、この記事はあなたのためのものです。
ご安心ください。
この記事を読み終える頃には、借金ではない賢い資金調達法「ファクタリング」の全てが分かり、あなたの会社で今すぐ使えるか、自信を持って判断できるようになっています。
業界の裏話も少しだけ交えながら、「利用者のための本音の情報」だけをお届けしますね。
目次
そもそもファクタリングって何?銀行融資とは根本的に違います
3分で理解!ファクタリングの基本の「き」
さっそく核心からお話ししますね。
ファクタリングとは、一言で言うと「あなたの会社が持っている請求書(売掛債権)を、期日より前に専門の会社が買い取ってくれるサービス」です。
もう少し身近な例でお話ししましょうか。
例えば、あなたがフリマアプリで商品を出品して、誰かが購入してくれたとします。
普通なら、購入者があなたに直接お金を振り込むのを待ちますよね。
でも、フリマアプリの運営会社が間に入って、「購入者からの入金はまだ先だけど、私たちが先に代金を立て替えて支払いますね!」と言ってくれたらどうでしょう?
あなたはすぐにお金が手に入って安心できます。
ファクタリングの仕組みは、これととてもよく似ています。
あなたの会社が取引先に商品やサービスを提供し、発行した請求書。
その請求書をファクタリング会社に売ることで、取引先からの入金日を待たずに、スピーディーに現金を手に入れることができるのです。
あくまで「請求書(債権)を売る」という売買契約なので、銀行からお金を借りる「融資」とは全くの別物なんですよ。
ここが決定的に違う!銀行融資とファクタリングの比較表
「融資と何が違うの?」という疑問は、一番多くいただく質問です。
下の表を見れば、その違いは一目瞭然ですよ。
| 比較項目 | ファクタリング | 銀行融資 |
|---|---|---|
| 契約の種類 | 売掛債権の売買契約 | 金銭消費貸借契約(借金) |
| 資金調達スピード | 最短即日〜数日 | 数週間〜1ヶ月以上 |
| 審査の対象 | 取引先(売掛先)の信用力 | 自社の経営状況・財務内容 |
| 担保・保証人 | 原則不要 | 必要となる場合が多い |
| 信用情報への影響 | なし | 記録される |
| B/Sへの影響 | 資産(売掛金)が減少 | 負債(借入金)が増加 |
【佐々木恵のQ&A】よくある2つの誤解、スッキリさせましょう!
Q1. これって結局、借金になるんじゃないの?
なりません、と断言できます。
ファクタリングは、あなたが持っている「売掛金」という資産を売って、現金に換える行為です。
例えるなら、会社が持っている使わない土地を売却してお金にするのと同じこと。
貸借対照表(B/S)の上では、資産が減るだけで、負債は一切増えません。だから、決算書をキレイな状態に保てるんです。
Q2. 信用情報に傷がつくのが心配です…
その心配もいりません。
信用情報機関(JICCやCICなど)は、個人のクレジットカードやローンの利用履歴を記録するところです。
法人間(あなたの会社とファクタリング会社)の取引であるファクタリングは、そもそも信用情報の対象外。
利用したことが記録に残ることはないので、将来の銀行融資に影響することもありません。
あなたに合うのはどっち?2社間と3社間の違いを完全マスター
ファクタリングには、大きく分けて「2社間」と「3社間」という2つの契約方法があります。
これは、あなたの会社の状況に合わせて選ぶ、とても重要なポイントです。
【取引先に内緒でOK】スピーディーな2社間ファクタリング
これは、「あなたの会社」と「ファクタリング会社」の2社だけで完結する契約です。
一番のメリットは、取引先(請求書の発行先)にファクタリングの利用を知られずに、内密に手続きを進められること。
「資金繰りが厳しいのかな?」なんて余計な心配をかけたくない場合に最適です。
審査に必要な書類が少なくて済むので、最短即日で現金化できるスピード感も魅力ですね。
ただし、ファクタリング会社にとっては、取引先が本当に存在して支払いをしてくれるのかを確認できないため、リスクが高くなります。
そのため、どうしても手数料は割高になってしまうのがデメリットです。
【手数料が断然お得】信頼関係がカギの3社間ファクタリング
こちらは、「あなたの会社」と「ファクタリング会社」、そして「取引先」の3社が関わる契約です。
手続きの流れとしては、まずファクタリング会社が取引先に連絡を取り、「この請求書の支払いは、今度から私たちの口座にお願いしますね」と承諾を得ます。
取引先の協力が必要不可欠ですが、ファクタリング会社は「この請求書は本物で、支払いも確実だ」と安心して債権を買い取れるわけです。
その結果、リスクが低い分、手数料をグッと安く抑えられるのが最大のメリット。
デメリットは、取引先の承諾を得るのに時間がかかることと、ファクタリングの利用を知られてしまうことですね。
ここだけの話…プロは状況でこう使い分けます
どちらが良いか迷いますよね。
私の経験上、多くの経営者様はこう使い分けています。
とにかく明日までの支払いをなんとかしたい!という緊急事態なら「2社間」。
資金調達まで1週間ほどの余裕があり、1円でもコストを抑えたいなら「3社間」。
もし取引先と良好な関係が築けているなら、私から一つアドバイスです。
「会社の資金繰りをより安定させるために、新しい金融サービスを試してみることにしたんです」と正直に話してみるのも一つの手。
意外と理解してくれる会社は多いものですよ。
まずは手数料の安い3社間で検討できないか、考えてみる価値は十分にあります。
知らないと損!ファクタリング5つのメリットと3つの注意点
ファクタリングは、いざという時にあなたの会社を救う強力な武器になります。
でも、使う前に良い面と、少し注意が必要な面の両方を知っておくことが大切です。
経営のピンチをチャンスに変える!5つの強力なメリット
- 銀行が待ってくれなくても大丈夫!最短即日の資金調達
銀行融資の審査には数週間かかりますが、ファクタリングなら数日で入金されるケースがほとんど。今すぐ現金が必要な時に、これほど頼りになる方法はありません。 - 決算書がキレイなまま!負債にならない資金調達
先ほどもお話しした通り、ファクタリングは借金ではありません。決算書上の負債が増えないので、自己資本比率が悪化せず、銀行からの評価を維持できます。 - 過去は関係ない!赤字・税金滞納でも審査の土台に乗れる
銀行はあなたの会社の過去の実績や財務状況を厳しく見ますが、ファクタリング会社が一番重視するのは「取引先の支払い能力」です。たとえあなたの会社が赤字でも、取引先が優良企業であれば、利用できる可能性は十分にあります。 - もしもの時も安心!取引先の倒産リスクを回避できる(※)
一般的なファクタリング契約(償還請求権なし)の場合、もし取引先が倒産して請求書の支払いができなくなっても、あなたはその責任を負う必要はありません。ファクタリング会社に売った時点で、そのリスクはファクタリング会社に移るのです。 - 保証人・担保は原則不要!経営者個人の負担を軽減
融資のように、社長個人が会社の連帯保証人になったり、不動産を担保に入れたりする必要は基本的にありません。これは経営者にとって、精神的にも大きな安心材料になります。
でも、いい話ばかりじゃありません。契約前に知るべき3つの注意点
- やっぱり手数料は割高です
スピードや手軽さの裏返しとして、銀行融資の金利と比べると手数料は高くなります。何度も利用すると利益を圧迫する可能性があるので、計画的な利用が大切です。 - 請求書の金額以上は調達できません
ファクタリングは、あくまであなたの会社が持つ売掛金の範囲内でしか利用できません。新しい設備投資など、大きな資金が必要な場合には不向きです。 - 悪徳業者が紛れているのも事実です
残念なことに、困っている経営者を狙う悪質な業者が存在します。法外な手数料を請求したり、ファクタリングを装って違法な貸付を行ったりするケースです。次の章で、その見分け方を詳しくお話ししますね。
一番気になる「手数料」の裏側|相場と安く抑える交渉術
「結局、いくらかかるの?」というのが一番気になるところですよね。
ここからは、手数料のリアルな相場と、元・中の人だからこそ知っている交渉のコツをお伝えします。
なぜこんなに違うの?手数料の相場と決まり方
まず、手数料の一般的な相場観を知っておきましょう。
- 2社間ファクタリング:8% 〜 18%
- 3社間ファクタリング:2% 〜 9%
ずいぶん幅がありますよね。
この手数料は、主に以下の3つの要素から総合的に判断されます。
- 要素1:取引先(売掛先)の信用力
これが最も重要です。上場企業や官公庁など、支払い能力が高いと判断されれば手数料は安くなり、逆に中小企業や個人事業主だと高くなる傾向があります。 - 要素2:あなたの会社とファクタリング会社の利用実績
初めての取引よりも、2回目、3回目と利用実績を重ねることで、ファクタリング会社からの信頼度が上がり、手数料が下がることがあります。 - 要素3:売掛金の金額や支払期日までの期間
一般的に、買い取る債権の金額が大きいほど、また支払期日までの期間が短いほど、手数料は安くなる傾向にあります。
【元・中の人が伝授】手数料を1%でも安くする3つのコツ
ファクタリング会社もビジネスです。
彼らが安心できる材料をこちらから提示すれば、手数料交渉の余地は生まれます。
- 「相見積もり」は絶対に取るべし!
これは鉄則です。最低でも2〜3社から見積もりを取り、「他社さんは◯%で提示してくれています」と伝えるだけで、競争原理が働いて手数料を下げてくれる可能性があります。手間を惜しまないでください。 - 「この会社は大丈夫」をアピール!取引先との継続的な取引履歴を提出する
「この取引先とは、もう何年も取引が続いていて、一度も支払いが遅れたことはありません」という事実は、ファクタリング会社にとって最高の安心材料です。過去の契約書や入金履歴がわかる通帳のコピーなどを提示しましょう。 - 「次もお願いします」の一言が効く!継続利用の意思を伝える
ファクタリング会社も、一度きりのお客さんより、長く付き合えるお客さんを大切にしたいもの。「今後も継続的にお願いする可能性があります」と伝えることで、「優良顧客になるかもしれない」と判断され、初回から良い条件を提示してくれることがあります。
危険!こんな業者には要注意|悪徳ファクタリング会社の見分け方
最後に、あなたの会社を守るために、これだけは知っておいてほしい情報です。
資金繰りに困っていると、どうしても甘い言葉に惹かれてしまいますが、絶対に悪徳業者に捕まってはいけません。
これは完全にアウト!違法な「給与ファクタリング」との違い
時々ニュースにもなりますが、「給与ファクタリング」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、会社員が受け取る給料を担保に現金を貸し付けるサービスで、実態はヤミ金そのものです。金融庁も厳しく取り締まっています。
私たちが話しているのは、法人や個人事業主が事業で得た「売掛債権」を対象とするサービスであり、全くの別物だということを覚えておいてください。
悪徳業者の典型的な手口5選
- 相場からかけ離れた法外な手数料を要求する
「2社間で30%」など、先ほどお伝えした相場を大きく超える手数料を提示されたら、即座に断りましょう。 - 契約書に「償還請求権」「買戻し特約」といった不利な文言が入っている
少し難しい言葉ですが、これは「もし取引先が倒産したら、あなたが代わりに支払ってくださいね」という意味です。これでは実質的に借金と同じ。健全なファクタリングは「償還請求権なし」が基本です。契約書は隅々まで確認してください。 - 会社の所在地や固定電話が不明瞭
公式サイトに会社の住所が載っていなかったり、連絡先が携帯電話の番号しかなかったりするのは論外です。 - 審査が甘すぎることを過剰にアピールする
「審査なし!」「誰でも100%現金化!」といった広告は非常に危険です。まともな会社は、必ず売掛先の信用力を審査します。 - とにかく契約を急がせる、契約書を渡さない
「今日中に契約しないとこの条件は出せませんよ」と急かしてきたり、契約書の控えを渡すのを渋ったりする業者は絶対に信用してはいけません。
【佐々木恵のチェックリスト】優良会社を選ぶための5つのポイント
安心して相談できる会社を選ぶために、以下の点をチェックしてみてください。
- [ ] 手数料の体系が公式サイトで明確に示されているか?
- [ ] 契約形態が「償還請求権なし(ノンリコース)」であることを明記しているか?
- [ ] 会社の所在地、代表者名、固定電話がきちんと公開されているか?
- [ ] 契約前に、契約内容を丁寧に説明してくれるか?
- [ ] 長年の実績や、ポジティブな利用者の声があるか?
まとめ
長い時間、お付き合いいただきありがとうございました。
最後に、この記事の最も重要なポイントを振り返っておきましょう。
- ファクタリングは「請求書を売って現金化する」サービスで、借金ではない。
- 取引先に知られたくないなら「2社間」、手数料を抑えたいなら「3社間」。
- 最短即日で資金化でき、信用情報に影響しないなどメリットは大きい。
- 手数料は銀行融資より割高。計画的な利用が大切。
- 「償還請求権なし」が基本。悪徳業者には絶対に関わらないこと。
資金繰りの悩みは、経営者にとって本当に重く、孤独な戦いです。
ですが、ファクタリングは追い詰められた時の最終手段ではありません。
キャッシュフローを安定させ、ビジネスチャンスを逃さないための「賢い選択肢」の一つなのです。
もしあなたが今、一人で悩んでいるなら、抱え込まないでください。
まずは信頼できるファクタリング会社の無料相談などを利用して、「自分の会社のこの請求書は、いくらで買い取ってもらえるのか」を知ることから始めてみませんか?
その一歩が、あなたの会社の未来を明るく照らすかもしれません。
心から応援しています。